「 ” 同じ ” なのに " 別モノ"」‥‥(つづき)
” 同じ ” なのに " 別モノ"‥‥
「同じ言葉 なのに ”別モノ”」辞書で引いたら‥‥
一緒のことが 書いてあるだろうけど、男と女では 別モノ。
「同じ物なのに " 別モノ"」「同じ事柄なのに " 別モノ"」 男と女では別モノ。
人によっては別モノ。環境によっては別モノ。国によっては別モノ。宇宙の惑星
(宇宙までは広げすぎかもしれませんが‥‥)
当然に思っている「色」だって同様よ。例えば、紅茶。オレンジ・ペコ。オレンジ
香る紅茶じゃないのよ、茶葉のことよ。紅茶に 使用される 茶葉の ペコスーチョン、
それより 先端に 近い茶葉が ペコ、さらに 先端に 近い若葉が オレンジペコ。新芽
ではなく 若葉よ。「オレンジ」と呼ばれるのは、所説あるらしいけど、紅茶の「色」
かしらね。お紅茶を淹れて、さぁ、飲みましょ♪ って、その淹れた紅茶を、日本人
が 表現すれば「茶色 = ブラウン」。でもね、西洋の人は、その 淹れた 紅茶の色を
表現するのに「オレンジ」を 使う。西洋の人には、紅茶の色は「オレンジ」なのよ。
同じモノを見て、同じ色を見ているのに、見たその色を表現するのに、違う言葉を
選択するのよ、私たちって!! 大学の、英語講読の授業でも、教授が言っていた
の「茶色の猫」のこと。日本人から見たら「茶色の猫」よ。でも、欧米人が、表現
すると「オレンジ・キャット」 見ている猫は同じ、見ている色は同じ、なのに、
違うのよ、私たちって!
我々は注意しなくちゃいけない「 ” 同じ ” なのに " 別モノ"」っていうことに。
「株式投資」も同様。世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏。彼の投資の名言
に「長期保有」ってのがあるけど、NYダウ工業株30種平均指数 の 30年チャートを
見ると、確かに、ずっと右肩上がり。戦争やオイルショック、ブランクマンデーや
金融ショックがあって大暴落しても、やがて株価は元に戻り、史上最高値を更新し
続けている。それが、米国株、米国株式市場、見事なものです。
ウォーレン・バフェット氏が言う「株式投資は長期保有」というのは、米国株式市場
を見てのことだと思うわよ。ずっと右肩上がりだもん。でも、日本株式市場は違う。
日本平均株価 の 30年チャートは、ぐちゃ ぐちゃ。1989年の バブル相場が あって、
バブル高値 38957円が あるからだけど、バブル高値は別にして見てみても、ずっと、
株価下値7000円前後と、高値20000円前後のレンジを、行って来てを、やれされて
そうは言っても、ここ10年で、日本株投資を、始めた人にとっては「右肩上がりの
儲かる日本市場」なのよね。一方、30年に 渡って 日本株式投資を している人には
「日本市場は まだまだ ダメだなぁ」って こと。同じ市場で 投資をしているのに、
違う 感想になる。両者にとっては、同じ市場なのに 別の市場。
我々は注意しなくちゃいけない「 ” 同じ ” なのに " 別モノ"」っていうことに。
辞書引いたって、書いてやしないわよ ♪
ねぇ、ロク。ロクはその辞書お気に入りね ♪
不可能ってものは、その中には無いのよね ♪
「” 同じ ” なのに " 別モノ"」‥‥もあれば‥‥似ているけど全く別モノ
「似て非なるもの」も、ある。こっちは怖いわよ。この話はまた今度。
「じゃ‥‥オレ、女 んとこ、行ってくるわ。」
そう言って、ロクは 出掛けて行った。
ロクは、「ボク」が「オレ」になり、「彼女」は「女」になり‥‥
まっ♪ 嫌いじゃないけど ♪ どっちかっていうと ♪好き ♪