まんがで読破『人間失格』①
映画の予告動画がTVで流れていました。9月13日から全国公開予定の小栗旬さん主演の
映画『人間失格』 近代文学の文豪太宰治の代表作であり遺作でもある『人間失格』の
誕生秘話を映画化したとのことでした。
太宰治『人間失格』単行本を高校生の夏に読んだの。遠い昔のことだけれどもね。他に
『走れメロス』『斜陽』も読んだわ。不思議ね、近代日本文学の代表作品って読みたく
なる年頃ってあるわね。夏目漱石、森鴎外、太宰治…等々の作品を読んだの。でも今は
文庫本を読む気力は湧かない…読書力が無いわ…というこんな私の目の前に現れた本が
まんがで読破『人間失格』 ♬
小説の内容に、覚悟を感じる、赤裸々で、エロくて、インテリジェントで、おバカで、
楽しくて、哀しくて、悦びも、美しさも、寂しさも、小説の内容に驚くわよ。それから
言葉遊びの場面が印象的だったの♬ 言葉が持つ性質、雰囲気、印象っていうのかな?
言葉を、悲劇 Tragedy トラジディ tragic OR 喜劇 comedy コメディー comic で
分類したり、類似語や対義語で分析したりして、言葉の分類や分析をするっていう所は
インテリで。なのに人生は、不器用なせいで上手く進まない、人生は上手く展開しない
の。でも、嫌いじゃないわ、っていう感想を持つ本でした。